親権
親権とは、子供を守り育てる権利義務のことを言います。夫婦が離婚するとき、その一方を子供の親権者と定めなければいけません。
親権者は、子供の日々の世話を行い、教育を行い、財産を管理します。そして、子供を守るために必要であれば、子供に代わって法律行為を行うことがありますし、訴訟をも行うことがあります。親権者とは、子供を守るための大きな責任と義務を課せられた者であり、その責任と義務を果たすために権利を与えられた者だということです。
相手に親権を譲り、子供と離れて暮らすことになった場合でも、子供に対するすべての権利義務を失うわけではありません。親権者でなくなっても、子供に会う権利(面接交渉権)は認められますし、子供を扶養する義務(養育費の支払い義務)もあります。そして、親権がなくても親子ですから、相続も発生します。
受付(年中無休):
0120-865-320
お申し込みフォーム