財産分与
婚姻期間中に夫婦が協力して築いた財産は、夫婦の共有財産となります。そして、離婚の際に、この夫婦の共有財産を清算して分配することを財産分与と言います。
離婚の際に、夫婦の共有財産をどのような割合で分けるのかは、財産を作るにあたって、夫婦のどちらがどれだけ貢献したかを考慮して決めます。
専業主婦でも財産分与の請求はできます。専業主婦は、家事や育児を行って家計を助けています。専業主婦のおかげで抑えられた出費があるはずです。その抑えられた出費が、夫婦の共有財産として残っているわけですから、専業主婦も財産を蓄えるために十分な貢献をしているといえるでしょう。
裁判例を見ますと、専業主婦の分与割合は、3割〜5割が多いようです。共働きの場合であれば、収入の多寡に関らず、各5割が多いようです。
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